エステにおけるエビデンス
新型肺炎の怖さ
以前なら対岸の火事程度にしか思わなかったと思う新型肺炎について。
あ、でも周りの大勢の方々は既にかなり心配されているようで。マスク買ったり、アルコール消毒剤が売り切れ続出だとか。
私現在のところ能天気に心配しないでいます。でも、昨年から取引している海外メーカーには中国のメーカーもあり、対岸の火事ではなく、メーカーさん大変だろうな、なんて思っています。
春節で中国メーカーは2~3週間も休んでいます。ビッグホリデイです。SharEstheにはすでに11月頃から英文で「春節は長期休暇取るから、エステ機器の製造、出荷ができなくなるからそこんとこよろしく!」的なメッセージが各社から届いていました。
中国の方は移動の規制や、ついには海外への渡航が実質禁止になったようです。せっかくの長期休暇なのに残念ですね。
現時点で新型肺炎についてはまだまだ分からないことだらけ。私個人思うに新型肺炎の怖さは今のところ情報の乱れと憶測による風評被害などが際立つ気がします。
感染者数とか見る限り、中国の人口や世界の人口を考えたら、全然少ない数字なのに、みんな騒ぎすぎ(不謹慎)
正しい情報?
今回の見出しはエステにおけるエビデンスについて。もしかしたら、エビデンスってエステでは語ってはNGなのかもしれません。が、SharEsthe的独断と偏見と、私の個人的趣味で書きますので、そこのところご容赦ください。
エビデンスの前に、情報の正しさについて書きます。
ITが一般化、浸透してもはや当たり前のように誰でも簡単に検索して情報を得られる現在、みなさんの情報それ正しい情報ですか?
この件だけでも私数日分記事が書ける気がします。が、ここは軽く・・・
検索する際、検索フレーズが皆さんバラバラなの気付いていますか?しかもその検索フレーズは無意識に入力しています。
例えば、新型肺炎について検索する際、新型肺炎について不安や懸念が強い人ほど感染を防ぐための情報を探し求めます。
一方私のような新型肺炎楽観(2020年1月27日現在)タイプは、コロナウイルスの感染力がインフルエンザウイルスよりも感染力が弱いことなど、安心材料を検索してしまいます。
「人は悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」
ある心理学者の言葉なのですが、これと検索の際の無意識な行動は似ていると思うのです。
多くの方は検索の際既に検索結果の方向性を自らコントロールしてしまっているのです。
本来であれば中立な情報を取捨選択して判断すべきを、無意識にそうであって欲しい情報に自ら誘導しているのです。
いいですか?ネットであまり深く考えずになんとな~く検索して拾った情報の信ぴょう性はかなり疑わしいですからご注意くださいね。
標準治療
いいのでしょうか、エステからどんどん逸脱している(笑)
私が好きな本紹介します。「代替医療のトリック」ちょっとお値段高めの本なので私は図書館で借りて読みました。
この本に書いてある事超乱暴に要約すると、東洋医学やホメオパシーなど代替医療と呼ばれるものをバッサリと斬っています。
代替医療、違った言い方で民間療法なんて呼べるものもあります。一方その反対ともいえるのが標準治療です。
念の為再度書きますがこれら私の趣味で独自見解なので、医療関係者の方など万が一読まれましても、怒らないください(^^;)
日本で標準治療と言った場合、そのほとんどは病院などで健康保険の3割負担で受けられる治療のことです。
様々な裏付け、科学的根拠が認められて国も治療費を7割負担してくれる有益な医療が標準治療な訳です。
「代替医療のトリック」読むと標準治療につながる医療の歴史的背景が書かれています。
その昔、ある病気の治療実績がA病院とB病院で違う事がありました。調べると、A、Bそれぞれの病院で病気への対応に違いがある事が分かりました。
治療実績が高いA病院の方の対応にB病院も変更しました。
これで治療効果が上がりましたとさ、おしまい←ではないのです。この話続きがあります。
実は、治療方法を変えたのにB病院の治療効果が上がらなかったのです。その後さらに検証した結果、なんと治療実績の違いの原因は、A病院に勤めるナースのキャリアやスキルによるもので、対応にはあまり関係がなかったのです。
ある結果に対して、ならばそのプロセスやそれにまつわる要因などが違った場合、同様の結果になるのかを検証した事例です。
薬の開発などではブラインドテストも行います。しかも、一般的認知のブラインドテストのような、被験者が本当の薬か偽薬か分からないだけではなく、治験担当医師も分からないダブルブラインドテストまで行う徹底ぶりです。
こういうのが標準治療、一般的に病院で行われている医療です。
標準治療と認められるためにはとてつもないハードルとプロセスがあります。それをクリアしないと標準治療とならないのです。それらを裏付けるのがエビデンスな訳です。
エステにエビデンスはあるのか
最終段階でようやくエビデンスという言葉が登場です。
これは、曲名のフレーズがフルコーラスの最後まで出てこない、太田裕美の木綿のハンカチーフの歌詞に匹敵するのではないかと(爆)
エステメニューの多くにエビデンスは存在しないと言ってもいいかもしれません。
なぜかといえば、上で書いたような検証がなされていないケースがほとんどだからです。
エビデンスがない=効果がないとは考えていません。
また医療従事者でもない私やエステに関わる人間がエビデンスを標榜するのはなかなか危うい行為とも考えます。
というわけでエステにエビデンスはありません。
ではまた~
ちょっと待ったー
ねるとん紅鯨団覚えてますか?まあいいか(笑)
エステでエビデンスを標榜してはいけないと考えるSharEstheですが、結果が出るエステは強く訴えたいと思うのですよ。
じゃあ何がSharEstheにできるか。それは結果が出るエステ、エステマシーンをお客様に提供する事です。
SharEstheで提供しているSHR脱毛、ハイフ、プラズマシャワーなどについて、アメリカFDAで承認された理論を応用しています。
FDAで認可されたからといって、医療機関と同じ使い方をすることはエステではNGです。
エステで認められているのは、人体を傷つけない範囲なのです。
なんだか、いとしさと切なさと心強さ的だったり、冷静と情熱のあいだみたいなスタンスですみません(爆)
結果が出るエステをみなさんに届けたい、その一心でがんばります。
でも、エステにエビデンスはありませ~ん←また小保方風
本日ここまで!